お弁当や飲食店など、外で起こる印象がある食中毒。実は家庭内で発生することも少なくありません。食中毒は十分に注意すれば予防することができます。
■予防の3原則 ○「細菌を付けない」調理道具や食器は清潔を保ち、手はよく洗う ○「細菌を増やさない」冷却が必要な食品はすぐに冷蔵・冷凍庫へ ○「細菌をやっつける」野菜や果物はよく洗う。加熱は十分に行い、期限に関わらず早めに食べ切る
■予防の基本 正しい手の洗い方 1. 流水で汚れを流す 2. 石けんを泡立てる 3. 手のひらを洗う 4. 手の甲を洗う 5. 指先を洗う 6. 指の間を洗う 7. 親指をねじり洗い 8. 手首を洗う 9. 流水で汚れと泡を流す 10.個人のタオルや紙タオルで拭く 11.はいっ、きれい!
◆「リステリア」を知っていますか? 冷蔵庫で保存したり、塩漬けしている食品でも増殖し、食中毒の原因となる「リステリア」。生ハムやナチュラルチーズなど身近な食品からも検出される細菌です。高齢者や免疫機能が 低下している方が感染すると、重症化し、死に至る場合もあります。また、妊娠中の感染は、流産や新生児に影響が出ることもあります。
冷蔵庫に長期間保存され、加熱せずにそのまま食べられる食品が原因となりえます。予防の3原則を守り、注意しましょう。
■問い合わせ:保健センター(電話:0297-64-1039) |