■火災予防に住警器
火災の予防や損害軽減に有効な「住宅用火災警報器(住警器)」。みんなが安心して暮らせる町を実現する上で極めて重要なものです。住警器の設置は全国で義務化されています。取り付けていない方は、早期に設置してください。設置している方も定期的に点検し、設置後10年を目安に交換しましょう。
■早期発見に効果大
火災が発生したとき、煙や炎を見たり、焦げ臭いにおいを嗅いだり、パチパチという音を聞いたりと、五感で火災に気付くことが大半でしょう。 しかし、就寝中や仕切られた部屋で集中しているときなどには、火災に気付くのが遅れてしまいます。 住警器は家庭内での火災の発生をいち早くキャッチし、隣家にも聞こえる程の大きな音で知らせます。
■未設置で損害が倍に
住警器を設置していると、設置していない場合に比べ、損害状況がおおむね半減するという結果が出ています(下記参照)。 あなたと家族の命を守るのはもちろん、火災を未然に防ぐ役割もあります。家庭や地域の安全のため、住宅用火災警報器を設置・点検しましょう。
◎設置の有無で損害に大きな差が(総務省消防庁調べ) 1.住宅火災100件当たりの死者数未設置で7.6人→設置済みで5.1人
2.火災1件当たりの焼損面積 未設置で50.2平方メートル→設置済みで23.2平方メートル
3.火災1件当たりの損害額 未設置で358万8,000円→設置済みで182万4,000円
■問い合わせ:稲敷地方広域市町村圏事務組合消防本部(電話:0297-64-3743) |