バレンタインデーは本来、キリスト教に由来する記念日で説はいろいろ。一般にいわれているのは、ローマの司教バレンタインが処刑されたのが2月14日だったという説。彼は自由結婚禁止令に反対し、恋人たちをひそかに結婚させていたので、恋人たちの守護神となったというお話です。欧米では、恋人や友達、家族など大切な人とカードやプレゼントを贈りあいます。それが日本では、「女性から男性に愛を告白する日 」に変身。特にチョコレートを贈るのは日本独特のもので、1950年代後半にお菓子メーカーのキャンペーンが広まったことから始まりました。 一方、チョコレートをもらった男性が女性にお返しをする、3月14日の「ホワイトデー」も定着してきました。チョコレートを贈ること自体が独特の習慣ですから、こちらも後年になってお菓子メーカーのPRから生まれたもの。お菓子の種類はマシュマロ、キャンディ、クッキーなどさまざま。もらった人との間柄に合わせて、小物やアクセサリーのプレゼントもプラスするのが最近の傾向です。
※ミニ知識より |