縁日というと何を思い浮かべるでしょう。金魚すくい、射的、焼きそば、あるいはリンゴ飴?現代ではそんな露店ばかりが目立って、お参りをしに行くという人は少なくなっています。 縁日とは「結縁日」や「有縁の日」のことで、特定の神仏に縁があり、祭りや供養をする日。この日にお参りをすると普段以上のご加護があるとも言われています。この参拝の集中する日に便乗したのが露店であり、あくまで付属イベントのはずなのです。祭りということなら、あながち間違いとも言えないのでしょうか? 縁日自体はたくさんあります。8日は稲荷、10日は金毘羅、12日は薬師、13日は日蓮、15日は阿弥陀・妙見、16日は閻魔、18日は観音、21日は弘法大師、24日は地蔵・愛宕、28日は不動…などなど、他にも水天や鬼子母、虚空蔵など1ヶ月のうちのかなりの日はなんらかの縁日にあたります。つまり、ほとんどの日にどこかでそれぞれに関わりの深い神社仏閣が、縁日を開いている(?)というわけです。
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