最近は書店などのキャンペーンで少しは知られるように なった『サンジョルディーの日』。バレンタインと違って まだまだ知名度は低いものの、もともとはスペイン・カタロニア地方のお祭りで、あちらではバレンタインのような もの。 悪魔の生贄になるはずだった王女を救った聖人・サンジョルディーの命日に、男性が愛する女性に花を贈って気持ちを伝え、一方女性から男性に本を贈るのは、この日が『ド ン・キホーテ』で知られる文豪セルバンテスの偉業を偲んで本市が開かれたことに因みます。 日本では、1986年に本とバラを贈る実行委員会ができました。花や本をプレゼントする欧米の習慣を我が国にも定 着させようと、ヨーロッパの一地方のお祭りに目を付けたというわけです。
●男性からは・・・聖人の象徴である赤いバラに、繁栄を意味する麦の穂を添えて贈ります。 ●女性からは・・・相手の好みそうな本や話題の本、最近気になった本、それに写真集や画集を贈るのもお洒落です。 ●日頃お世話になっている人にも・・・ カップルの間だけでなく、日頃お世話になっている先輩や友人にもお礼の意味でちょっとした花束や本を贈ってみてはいかがでしょうか。
■情報元:ミニ知識より |