歩きたばこは、吸わない人が煙を吸い込む、いわゆる受動喫煙の恐れがあるばかりでなく、他の歩行者にやけどを負わせる危険もあります。たばこの火は700度にもなるといわれ、持ち歩いたときのたばこの高さは、幼児から小学校低学年くらいの児童の顔の位置と同じです。もしも、たばこの火が子どもたちの顔に触れたり、目に入ったりしたら、軽傷では済まないかもしれません。
総務省消防庁によると、23年中の火災出火原因別件数では「たばこ」が2位。その中の原因としては「不適当な場所への放置」がトップとなっています。
これからの季節は、草が枯れ空気は乾燥し、火災の危険が高まります。たばこの始末には、ますます注意が必要です。火災予防はもちろんのこと、私たちの町をきれいに保つためにも、たばこに関するモラルを高めたいものです。
◎歩きたばこはやめましょう 歩きながらの喫煙は他の歩行者にやけどを負わせる危険があります。
◎たばこの吸い殻のポイ捨てはやめましょう ポイ捨ては町を汚します。また火事の原因になり大変危険です。
◎屋外での喫煙は携帯灰皿を持ち歩きましょう 火の付いたたばこを灰皿に放置しないようにしましょう
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