■食育って何? 食育ということばは,最近耳にすることが多いと思います。何?って聞かれると迷ってしまう方も多いと思います。国が定めている「食育基本法」では、食育について「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること」としています。
6月は,内閣府が定めている食育月間です。食生活の基本となる食生活指針をご紹介いたします。この機会に,自分自身や家族の食生活について振り返り,食生活の改善に役立ててみませんか。
★食事を楽しむ ・心とからだにおいしい食事を,味わって食べましょう ・毎日の食事で健康寿命をのばしましょう ・家族の団らんや人との交流を大切に,また食事づくりに参加しましょう
★1日の食事のリズムから,健やかな生活リズムを ・朝食でいきいきした1日を始めましょう ・夜食や間食はとりすぎないようにしましょう ・飲酒はほどほどにしましょう
★主食,主菜,副菜を基本に食事のバランスを ・多様な食品を組み合わせましょう ・調理方法が偏らないようにしましょう ・手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう
★ごはんなどの穀類をしっかりと ・穀類を毎食とって,糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう ・日本の気候・風土に適している米などの穀類を利用しましょう
★野菜・果物,牛乳・乳製品,豆類,魚なども組み合わせて ・ たっぷりの野菜と毎日の果物で,ビタミン,ミネラル,食物繊維をとりましょう ・牛乳・乳製品,緑黄色野菜,豆類,小魚などで,カルシウムを十分にとりましょう
★食塩や脂肪は控えめに ・塩辛い食品を控えめに,食塩は1日10g未満にしましょう ・脂肪のとりすぎをやめ,動物,植物,魚由来の脂肪をバランスよくとりましょう ・栄養成分表示を見て,食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう
★適正体重を知り,日々の活動に見合った食事量を ・太ってきたかなと感じたら,体重を量りましょう ・普段から意識して身体を動かすようにしましょう ・美しさは健康から。無理な減量はやめましょう ・しっかりかんで,ゆっくり食べましょう
★食文化や地域の物産を活かし,ときには新しい料理も ・地域の物産や旬の素材を使うとともに,行事食を取り入れながら,自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう ・食文化を大切にして,日々の食生活に活かしましょう ・食材に関する知識や料理技術を身につけましょう ・ときには新しい料理を作ってみましょう ★調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく ・買いすぎ,作りすぎに注意して,食べ残しのない適量を心掛けましょう ・賞味期限や消費期限を考えて利用しましょう ・定期的に冷蔵庫の中身や家庭内の食材を点検し,献立を工夫しましょう
★自分の食生活を見直してましょう ・自分の健康目標をつくり,食生活を点検する習慣をもちましょう ・家族や仲間と食生活を考えたり,話し合ったりしてみましょう ・学校や家庭で食生活の正しい理解や望ましい習慣を身につけましょう ・子どものころから食生活を大切にしましょう
■問い合わせ:健康福祉部 健康増進課保健センター ■〒301-0004 茨城県龍ケ崎市馴馬町2855番地 ■電話:0297-64-1039/ファクス:0297-64-5027 ■メール:kenko@city.ryugasaki.ibaraki.jp |