ゴールデンウィークは、1951年(昭和26)、現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画「自由学校」が、正月やお盆興行よりヒットしたのを期に、多くの人に映画を見てもらおうと、当時、大映の専務であった松山英夫氏が作った造語で、和製英語です。 ゴールデンウィークという言葉の由来は、ラジオで最も聴取率の高い時間帯「ゴールデンタイム」に習ったもので、当初は「黄金週間」と言われていましたが、インパクトに欠けることから、ゴールデンウィークとなりました。 また、ゴールデンウィークに続き、11月3日の文化の日を中心とした休暇や催し物の多い一週間を「シルバーウィーク」と命名したましが、この言葉は定着せずに消えてしまいました。 その他、ゴールデンウィークの語源には、4月末から5月初旬にかけ、ロッキー山脈の雪解け水で砂金が沢山取れたため、その時期は金鉱探しに人々が流れ、休日状態になってしまったことから、ゴールデンウィークと付けられたとする説。 東方見聞録の中で、日本を「黄金の国ジパング」と紹介したマルコ・ポーロが、日本に来日したのが5月初めであったことから、ゴールデンウィークと付けられたとする説などありますがいずれも俗説です。 また、NHKでは、「ゴールデンウィーク」という言葉が映画業界用語であったために具合が悪い(特定企業の商標ではないが、業界の宣伝になってしまう)ということで単なる「大型連休」という言い方に統一しています。
※情報元:ミニ知識より |