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公的年金、4月からの年金額や保険料はいくらになるの?(2013/02/07)


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●25年4〜9月の年金額は、24年度と同額です。

先月1月25日、厚生労働省により平成25年4月(6月支給分)からの公的年金額が
公表されました。平成24年平均の消費者物価指数は対前年比0.0%です。そのため、年金額も24年度と増減なく据置かれます。

老齢厚生年金に付く加給年金など、各種の加算も含めて24年度と同額です。
・老齢基礎年金は月額65,541円
・モデル世帯の夫婦合計の年金額は月額約23.1万円、などという公表です。

※老齢基礎年金は、40年間保険料を納付した場合の満額。
 モデル世帯は、会社員の夫が平均的収入(平均標準報酬額36万円)で40年間勤め、妻はその間全てが専業主婦という厚生年金+国民年金世帯の場合。

◇老齢年金のしくみ(平成24年度)について、詳しくはこちら◇
⇒ http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/9.html?lid=mm190


●公的年金の25年度価格は2種類!? 10月から引下げへ

現在の年金額は、平成12〜14年の物価下落時に年金額を据置いたことなどにより、本来の支給水準よりも2.5%分高くなっています。
そこで、まず平成25年10月に1%年金額が下がる予定です。その後も26年度1%、27年度0.5%の合計2.5%分を下げ、本来の支給水準との差を解消する予定です。

本来の支給水準に戻ると、老齢基礎年金は月額63,866円、モデル世帯の夫婦合計月額225,040円となり、それぞれ現在よりも1,700円、5,900円程度減ります。
※実際の年金額は、毎年の物価変動率などを踏まえて決まります。


●国民年金保険料は月額60円引上げに

国民年金の保険料は、平成25年4月から月額60円引上げられます。
国民年金の保険料は毎年度280円(月額)ずつ引き上げられ、平成29年度以降
16,900円に固定される予定です(実際には物価や賃金変動率を反映)。

平成25年度の基準額は15,820円で、実際の保険料は15,040円です。
これは、23年の物価や4年度前等の賃金動向を反映し低めの保険料改定率(0.951)となったためです。

ちなみに、平成25年度の年間保険料は180,480円ですが、1年分の保険料を前納した場合は口座振替で176,700円(3,780円割引)、現金で177,280円(3,200円割引)となります。
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