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熱中症予防は小まめな水分補給で(2012/06/15)




本格的な夏の前のこの時期も、体が暑さ慣れしていないことから、体温調節機能がうまく働かず、注意が必要です。

また、節電の必要性が叫ばれる中ですが、体に無理のない範囲で、上手に
取り組むようにしましょう。

◎渇きを感じにくい高齢者は特に注意を

高齢者は、暑さに対する体の調整機能が低下し、のどの渇きを強く感じない
ことから水分不足となり、脱水症状から熱中症を引き起こすので注意が必要
です。のどの渇きを感じなくても、小まめに水分補給するように心掛けましょう。

◎地面に近い乳幼児は大人よりも高温環境

また体温調節機能が発達していない小児についても、身長の低い幼児やベビーカーの乳児は、気温が高い日に散歩などをする場合、大人よりも危険な状態になります。地面に近いほど気温が高いためで、大人が暑いと感じているときは幼児は、さらに高温の環境の中に居ることになります。お子さんをよく観察し、適切な服装を選んだり、水分を小まめに補給してあげるようにしましょう。
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